ほうこうじブログ

曹洞宗報效寺住職のページです

検討委員会の発足まで(3)

3.本堂でのイスの導入
 平成と年号が代わって10年が過ぎ、21世紀になる前後から、青森市八戸市の葬祭ホールでの葬儀に行くようになりました。こうした専用施設は当然ながらイス席です。同じころ、少数ながら寺院でも、本堂や付属する会館にイスを取り入れるところが出始めていたように思います。法要や会食をイス席で行うための常設の設備としてです。
 当寺では1992(平成4)年、法要用のイス10脚(一人掛け)の寄進を受けたのが最初です。その後も多くの方々よりご寄進いただき、2011(平成23)年までに一人掛け用が70脚、三人掛け用イスが18脚(合計124人分)そろい、本堂では比較的早い時期からイス席での法要を行ってきました。

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東序(当寺では西側)の3人掛けイス